2010以降の夏の移籍加入を独断で評価してみた
先日Twitterにこんなことを書かせていただきました。
やれ江坂だ、宮市だ、と動きの出てきた夏の移籍市場ですが、ウチはどうするんでしょうかね。今のところココっていう補強ポイントが浮かばないのですが... 前線もジュニーニョのフィット感次第なところあるけど。 #bellmare
— ゆるいデータ (@yuruidata) 2021年6月25日
ちなみに去年は2種登録や特別指定以外の補強はなかったんですよね。
まあ悲喜こもごもある夏の移籍ウィンドウですが、過去どんな方がいらっしゃったのか、それぞれ独断で評価させていただきます。
*評価は優・良・可・不可にします。あくまで夏のウィンドウのみなので、~4月頃の加入は対象外です。例えば征也とか。
もう一度言います。あくまで独断です。
1.反町期(2009~2011)
<2009>
ネネ(FW):不可
アドリアーノ(FW):不可
鈴木修人(MF):不可
リンコン(FW):可
鈴木修人はあんまり出番なかったですしねぇ、なんか一回蹴ったフリーキックからオウンゴール誘発ってのがあったにはありましたけど。
リンコンはA福岡戦のゴールだけで良しとしてあげますが、期待ほどの活躍はなし。
ネネアド?実在したの?この人たちって。
<2010>
ヴァウド(FW):不可
都築龍太(GK):良
エメルソン(MF):優
エメルソンは唯一の希望でしたね、アジエルの代わりが来てくれたーって感じで。
ヴァウドは190㎝オーバーのくせに足もとで受けたがるエセ電柱でしたが、個人的にはA磐田戦で出てきてものすごい深い切り替えしでクロス上げたのが強烈に印象的です。それ以外の印象はありません。
<2011>
ファンスンミン(FW):不可
彼いま大邱FCでACL出てて、こないだの川崎戦でスタメンで出てるどころか点まで取ってましたね。
まあ改めて見ると2011のメンバーひでーわ。どこを補強すれば良かったのか、というよりはそもそもの編成にかなり問題ありでしたかね。
2.チョウ期(2012~2019途)
<2012>
キリノ(FW):優
イミンス(MF):不可
キリノは優でいいでしょう、いなくなるまでは。
イミンスは多分何試合か出たと思うけど全っ然覚えてません。
<2013>
ステボ(FW):不可
ウェリントン(FW):優
アレックスサンターナ(GK):良
大竹洋平(MF):優
ウェリと洋平は翌年以降の貢献も踏まえて優、サンターナは川崎戦の踊りPKだけでも良に。
ステボはまあヴァウドの再来的な感じですが、ウェリとステボの2トップは結構強そうだったんですけどね。東欧系の当たりはバリシッチ・ゴーランあたりから思いつかないなぁ。(今となっては彼らを当たりにしてよいのかもよくわかりませんが。)
<2014>
樋口寛規(FW):可
熊谷アンドリュー(MF):可
まあこの年は補強要らないほどではあったものの、永木がケガしちゃったので中盤を補充。
樋口はブルドーザーの異名通りの一点を奪ったものの、インパクトはそれくらい。
やっぱこの年のメンバー最高だなぁ。(ウェリとコバショーしかいないよもう)
<2015>
キリノ(FW):可
澤田篤樹(MF):不可
伊藤剛(GK):不可
アモリン(FW):不可
さあだんだん目も当てられなくなってまいりました。
キリノはもうあっち行ったりこっち行ったり、なんか東ティモールの国籍取るだのなんだの段々きな臭くなったと同時にパフォーマンスの低下も散見され...。
アモリンもほとんどインパクトなし。ただ2015もある程度メンツは揃ってましたからね。
澤田と伊藤はちょっと加入の意図が分かりませんね。当たればいいなー的な感じだったんですかね。
<2016>
岡本知剛(MF):不可
ジネイ(FW):優
ウェズレー(FW):可
岡本選手は経歴は立派だったのですが、ケガがち過ぎましたかね。
ジネイは翌年爆発してくれたので文句なし。ウェズレーは期待感あったのですが、ちょっとチームにはフィットしなかったですね。チョウさん期の外国人あるあるです。
<2017>
ドラガン・ムルジャ(FW):可
高橋諒(MF):可
ムルジャはそれこそA千葉戦だけで元取ったも同然。でもこういう一発屋多いな見ていくと。(あとでもう一人出てきます。)
高橋諒はこの頃よりも今のほうがハイパフォーマンスですね。戻ってきてくれるほどの愛着があったとはこの当時思いもしませんでしたが。
<2018>
山﨑凌吾(FW):Excellent
小川慶治朗(FW):不可
凌吾は文句のつけようがありません。本当に歴代の中でもトップクラスの補強だったと思います。
慶治朗は当時走行距離とかスプリント数がずば抜けていて湘南っぽい選手だなぁと思っていましたが、あんまりでしたね。走るだけじゃダメなんですよねやっぱり。(その後神戸に戻ってそこそこ活躍されていたので、単に合わなかっただけだと思いますすいません。)
<2019>
クリスラン(FW):可
トカチ(FW):不可
澤田恒(MF):不可
毛利駿也(DF):可
はいまた来ました一発屋さん。クリスランは点取ってませんが徳島戦のあのスルー一発でもう許しますよ。それにしてもバイシクル失敗して腕があらぬ方向になったときは思わず目を覆いましたが。
毛利もしばらく行方不明だったのですが、今年になってちょこちょこ出てきてくれましたね。ウェリへのアシストはナイスボールでした。
トカチは今や福島のNo.10として君臨。澤田?まあ彼はよくわかんなかったのと、あらぬ疑いをかけられてちょっと気の毒ではありましたね。
3.敏さん期はないので結論
ちょこちょこ成功例ありますが、やっぱ失敗多すぎないかねちょっと。まあ課題が明確なのか、やっぱり前目の選手が多いですね。
柏戦でタリクが2列目をやったり、畑の復帰、ジュニーニョがベンチ入りするようになったりと、選手層及び起用の幅が増えてきているので、思うに敏さんはそんなに夏の補強をアテにしてないのでは、と思います。
まあアテにしてないのはおカネなのか、ターゲットなのか、はたまた強化部の手腕なのか、は知る由もありません。
※本文は筆者の記憶に基づくデータで記述したものであり、公式データは気にならない限り参照しておりません。
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