チョウさんの頃と敏さんとでデータ上違いは表れているのか
見ている印象として何となくの違いは感じられますよね。
例えば繋ぐようになったとか、あんまり深追いはしなくなったとか、出入りの激しい試合が少なくなったとか。
じゃあデータ上にもその違いは表れているのか?
困ったときのFootball LABさんを眺めてみました。
1.まずはパス数とかポゼッションとかか
パス数:2018 9.20(17位)
2019 9.62(17位)
2020 9.61(17位)
2021 9.31(17位)*数値はFootball LABさん基準
ポゼッション率にしてみても大きな差はなし。ちなみにJ1では大体平均44%前後らしい...。
チョウさんの頃よりパスが増えた、というよりは繋ぐ意識が強くなった、ということですかね。
例えば自陣深いところでも安易に蹴らずに繋いだり、敵陣で詰まったらやり直したりっていうのは、チョウさんの頃より多いと思います。
いまいち数値が伸びてこないのは、やっぱり敵陣内でのボールロストが多いってことなんでしょうかねぇ。
2.皆目見当がつきません。
正直コンパクトネス、最終ライン、ハイプレスあたりの数値も大きな違いはなく...。
ポジトラ、ネガトラもほぼほぼ一緒。
単なる思い過ごしなのか... と思ったのですが、一点こじつけを紹介しておきます。
(数値は、年度:リーグ内偏差値:シュート率)
ロングカウンター :2016年 41(16.5%)
2018年 45(11.5%)
2019年 58(21.2%)
2020年 48(12.7%)
2021年 61(10.2%)
ショートカウンター:2016年 61(17.6%)
2018年 57(16.7%)
2019年 66(17.8%)
2020年 50(17.4%)
2021年 53(14.5%)
*ロングカウンター:ディフェンシブサードでのボール奪取から15秒以内にあたっキングサードを狙った攻撃
*ショートカウンター:ミドルサードもしくはアタッキングサードの後方でのボール奪取から10秒以内にアタッキングサードを狙った攻撃
チョウさん→敏さんで数字上違いがあるとすれば、ロングカウンターの偏差値が向上し、ショートカウンターの偏差値が低下している、という点くらいでしょうか。
シュート率は今のほうが低いのですが、割と敵陣に入ってからやり直すことが増えましたからね。
得点についての指標にそれほど違いがないだけに、考えられるとすれば...
・ロングカウンターが増えた=ボール回収エリアが下がった?ハイプレス自重?
・ショートカウンターが減った=まあ上のそれと同じこと?
・シュート率低下=攻め急がずやり直すようになった表れ?
まああくまで参考ですから、結論としては何でもいいから点取って勝ってくださいお願いします。
3.次はなにを見ようかな
今、とりあえず湘南公式に載っている2010以降のJ1での公式記録から、主審と勝敗の関係を算出中です。
はい、完全にオカルト指標になると思います。
ただいっつも審判団の紹介の時に、何となく印象だけで溜め息が出たりしてるじゃないですかね、皆さん。I本さんとかN村さんとか。名前知ってるってだけでしょ!
果たして相性の良い、悪い審判の方はいらっしゃるのか。こちらも全く見当ついておりません。
※本文は筆者の記憶に基づくデータで記述したものであり、公式データは気にならない限り参照しておりません。
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